プログラマぽい何かの独り言

適当に独り言を言います。

曽祖父の葬式の時に思っていたことをふと思い出したので書き連ねる

きっかけ

友人から今朝、Slackでメッセージが来た。

高齢化社会における社会課題よなあ と思ったけど高齢者ばかりが客というわけでもない 免許返納後の地方の高齢者もこういうのほしいと思うけど人口密度的に利益が出なくて厳しいだろうな https://www.youtube.com/watch?v=adM-gYanahM
とか思ってたけど地方もちょっとやってるな まだ実験中だけどうまくPMFして残ってくれるといいな

mobiというアプリでwillerという会社が運営してるサービスらしい。

travel.willer.co.jp

月5000円で相乗りで乗り放題、地域は限定されている。(地域はリンク参照)
動画内では、在宅ワークのお母さんが買い物や子供2人を連れていくというユースケースが紹介されている。
これを見てふと曽祖父の葬式の時、色々と課題に感じたことがあったのに忘れていたことを思い出した。
思い出すために戻ってくる場所としてブログに書き残すことにした。

地方の田舎町で感じた課題感

課題といってもざっくりとした認識しかない。2つある。 ついでに短絡的だが解決策も書く。

1,高齢化の進む車社会

課題

曽祖父の家はgoogle mapを用いて検索すると、近くのコンビニまで徒歩30分の場所にある。
スーパーに行こうとするとさらに10分から20分追加される。
東京に住んでいれば、スーパーやコンビニは遠くても10分圏内にはあることが多いと思う。
祖母は一時期、曽祖父・曽祖母の世話をその家でやっていたのだが、免許を返納していた。
よって買い物はタクシーか姉妹の車に乗せてもらうかしていたのだった。
タクシー代を何度か払ったが、スーパーに行くだけで、往復5000円が飛ぶ。
仮に週2回に抑えたとしても、10000 * 4週分 = 40000円。年間48万円である。
祖母に、「社会的な要求があるのはわかっているが、これほど不都合なのになぜ免許返納をしたのか?」と理由を尋ねたところ
「誰かの大切な人を間違えて奪いたくない」とのことだった。

以前、非常に心の痛む事件があった。
被告から反省の色が見えないことで話題になった事件である。
私はこの事件を見て、「年寄りから免許取らないと、傲慢な年寄りに自分の家族(両親、兄弟、親戚)を奪われかねないな」と感じ、密かに免許返納推進派になった。
response.jp

祖母の苦労を想像すると胸が痛む。しかし、高齢者が運転することによりこのような事故が増えていく懸念もある。
当時、2つの課題で板挟みになり、「自動運転普及はよ!!!!」だった。

解決手段

そこにこのmobiである。何よりライドシェアというのが売り上げ的にも顧客としても素晴らしい。
一見バスと変わらないように見えるが、「重い荷物を持ってても家の前まで持って来れる、車のようにすぐ呼べる」というのが素晴らしい。宅配じゃダメなのか?という意見もあるが、経験則的に外に出なくなると一気に心が老いていく。
私の曽祖父は、骨折してからコロナ禍もあり面会者0の状態に陥り、そこから心が衰弱していった。
長生きしたいなら、1つの要素として、自分で色々と活動できるならしたほうが良い、そう考えている。
ライドシェアが普及すれば、年間48万円が、mobi価格で行けば年間6万円に抑えられる。そして、高齢者も自分で気軽に出歩けるようになる。高齢になってもみんなが気軽に自由に暮らせる社会だと思う。

2, 農業の問題

具体的な話を忘れてしまったのでぼんやりレベルで書く。

課題

①制度が分かりにくくて、田んぼから別の畑に変えるための工事の費用申請への心理的障壁が高い
②複数の農作物を育てないと、ビニールハウス栽培のように初期投資がかかる手法を使ってない農家は収入が厳しい
豊作貧乏というパターンがある

③は伊藤元重先生の書いたミクロ経済学の教科書に載ってるので本屋で立ち読みするか買って調べて欲しい。(Webにも信頼できる記事はあるはず。)

www.nippyo.co.jp

①②については、当然身内から聞いた話をもとに書き出しただけなので精査が必要である。
①について一見、制度が分かりにくいならわかるよう考えて行動すれば良い気もするが、そんなことできるなら問題にならない。
というより、なんでそんなことになっているのかという根本問題なのだが、ちょっと考えた結果、本気で解決するなら省庁のリーダーになるなり議員になるなりして改革をまさに「断行」していくしかないような・・・。私にそこまで人生かけて口と手を出す覚悟はあるかと言われると・・・。
②について、結構農作物はリスキーな産業で、天候1つでパーになる。さらにとれ過ぎて豊作貧乏になるパターンもある。アメリカやロシア、中国のように広大な土地がないので、高単価の農作物を国内・国外関係なくブランドとして市場で売るという手段が最善の手に見えるが、そもそもそんなノウハウを一介の農家が手にできるだろうか?アントレプレナーシップと高度な経営手腕が試される市場のように見える。(評論家くさくてダサいけど。。。)

解決手段

人生かける気が出たら仮説を持って実地調査し、事業にするわ。

最後に

考えが浅いことがよくわかったのでよかった。