プログラマぽい何かの独り言

適当に独り言を言います。

利益と興味駆動で逃げ回る僕に送る学びのマインドセット

ある動画で自己の内部の欠如に気づく

あるチャンネルの数学オリンピックの問題を解く企画の動画をみていて思ったことがあった。
自分でも問題へのアプローチ方法をサクッと考えて「わからん」となったら動画を再開する方式で視聴していた。
とあるタイミングで「この解説聞いてなにになるんだよ」と思っている自分に気づいた。
次に、自分に対して
「この解説真面目に聞いて理解した先の光景を見たくないの?こういう積み重ねの先にある世界に興味はないの?」
と問うたら、「この解説聞いてなにになるんだよ」という雑念が消え去った。
動画の中の人は、わからなかった問題に対して自分なりに調査して解き方を解説していた。
「数オリの問題がわからなくても自分なりに考えて調べて解き方を編み出す」というのをやり遂げていた。
(企画が盛り上がるというメリットはあるだろうけど)
同時に膝を打った。「僕に欠けていたのはこれか!」

今までの己が自分にもたらした悲劇

僕は興味本位で色々と学んできた(と思っていた)が、大学時代も確かに「こんなのやってどうするの?」という思考で授業をサボっていた。
(僕はしょーもないので自己弁護する。大学は経済学部だったので、ミクロやマクロの学部レベルの理論を抑えて応用科目をとれば、あまり授業に出なくても、特殊な考え方さえ覚えてそれに基づいて理論構築を軽く修正すれば導出は大丈夫だった。代わりに大学図書館で延々と経済学の教科書を読んでいた。)
つまり、興味本位と言いつつも、結局「これやって何の意味があるの?」などとほざいてその先に見える光景に思いを馳せるようなことをしなかったのだ。
自分は社会人になって4年目であるが、「これやって何の意味があるの?」という考え方でやってきた。
どん底な会社と縁を切るために、いつの間にか、身に付くスキルベースでものを考えて学んできた。
仕事では、お金をあげても良いと特定の企業に認められるスキルは身につけてきたし、VPoEからも「期待以上で驚いてる」と言っていただけた。
でも、プログラマーとしてすぐ頭打ちになるのが目に見えていた。僕はToyをあまり好んで作ってこなかった。
そのために必要な知識を「これやってもなあ・・・ダッサ。プロダクトにならんやん。」などと避けてきた。

この言葉の持ちかた、つまり、「これやってなにになるの?」「これやってる俺ダッサ」が自分の成長を妨げてきた。
この言葉によって、抽象度の高い議論やほんのりと興味のある話に対して猛烈に足を踏み出さず、その場で佇んできた。
結果、思考の幅をとにかく狭めた。

悪魔という概念として捉える

「これをやってなにになるの?」「こんなしょーもないことやっている俺ダッサ」は僕にとっての悪だ。
これは僕が打ち払うべき恐るべき悪魔だ。
この悪魔は「利益と興味関心」という言葉で僕の怠慢の悪魔を呼び覚ます。結果、思考をひどく狭くする。

「これやってなにになるの?」「これやってる俺ダッサ」などとほざきやがる悪魔の跳ね除けかた

この悪魔の跳ね除けかたは、最近の3連休で少し学んだ。
最近の3連休で、「こんなのやってもなあ」や「ダッサ」に対して
「その積み重ねの先の世界は綺麗だよ。君はそうやってシャットアウトしてきたね。まだやるの?」
で対抗したら、しょうもないToyの小さなパーツが組み上がった経験をした。
気持ちよかったし、気分も良かった。何か一つ嬉しかった。
結果 これから自分の上にたまる小さな小さな行動の集積が、きっと何か別の光景を見せてくれると思うとワクワクし始めた。
僕は悪魔を跳ね除けた。
というわけで、行動の先に得られる狭い利益だけ考える僕よ。
君は「こんなのやって何になるんだよ」を重ね続けたら、その先に広がる君の想像できない光景を見れないよ。
その先にある光景を見る機会を、君は今まで何度捨ててきたのか。その光景は君を広げるのに捨ててきたのだ。
今こそ君を先の光景に導くときでは?

正気で書く

とポエムしたので、今後の手法を書く。
①達成したい目的を定める(か興味のあることをどの程度まで遊ぶか目標を定める)
②①に対して必要なことを雑破に書き出す
③しょーもないことの積み重ねだと認識するだろうから、
その先の光景、その道程で身につける体と頭と心の動きがこの先も積み上がらなかった結果を想像し絶望する。
④やる。

狂気

おそらく、ここで「深めないといかんよ」とか自分の中で強烈に生まれいでて、航海中の自分を沈めんとする 巨大な鯨が、僕の学びという船を沈没せんと体当たりを仕掛けてくるかもしれない。
その時は、「じゃあどうやって深めるのだ?」とモリを繰り返し突き刺して追い払う。報酬に「深めかた」という名の鯨肉が手に入るかもしれない。
俺はなにをやっているんだろう、とか、俺ダッサ、とかしょーもな、とか思いすぎだ。
僕よ。君はそうやって君の思考と技術の幅を狭めてきたのだ。
その先の光景を見ろ。その先の光景だ。お前にきっと想像のつかない世界だ。
その先の地平を開け。

正気

恥ずかしくなるだろうけど残しとこ。

考察

どうやら僕は、積み重ねがもたらす素晴らしい光景というものがあるらしいことに気づけたらしい。
その機会損失を感じられるようになってきたようだ。
というのも、筋トレの頻度を週5日に増やしたところ、週2日やっていた頃と比べて筋肉の質が上がったと実感できたことが原因のようだ。
この地平に至るまで9ヶ月を要した。そして、今まで積み重ねてこなかったことに対してその損失の大きさにショックを受けた。
筋トレは偉大。ドウェインジョンソンのような肉体を目指そう。

考察2

要は 「つべこべ言わず目的定めたら積み重ねろ!その膨大な損失を考えたら凄まじくて死ぬ前に後悔するだろ?だからやれ!」 ってことだな・・・。